くらしをつくる人NOTE
Vol.18
2024.11.1
2024.11.1
Vol.18 造形作家 水田典寿さん
水田さんの道具
作品に目をいれる時に使われているのがこちらの鉛筆。
水田さんが住む多摩地区にあった「西多摩牛乳」のノベルティです。
牛乳屋さんが閉業したときに引き取った什器の中から見つけたそうです。
弘法筆を選ばず。
この鉛筆で優しい眼差しが描かれることで水田さんの作品に命が吹き込まれているのです。
水田さんの手
少年の時に見えたものを今でも見ることができる水田さん。
失わずに持ち続けている全てのものへのニュートラルな眼差しがあるからこそ
その感性が手に伝わり、純度の高い作品が生まれているのだと今回のインタビューで知ることができました。
作為の先にある無作為の作品に期待が膨らみます。


水田典寿
- 1977年
- 東京都生まれ
- 2001年
- 品川職業訓練校金属造形科を卒業
- 2003年
- 廃材や流木等を使い家具や彫刻の制作を開始する
Photo / Eri Masuda (AMAHARE)
Interview / Kenichi Kaneko (AMAHARE)
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